物語の中心人物であるアーニャ。
かわいく、ちょっぴりおかしな姿に、癒されている方も多いのではないでしょうか。
そんな彼女ですが、ロイドと出会う前のことはあまり明かされておらず、かなり謎が多いキャラクターです。
今回は、
- アーニャの本当の母親・父親はいるのか?
- アーニャの本当の母親・父親は既に死亡しているのか?
出生地の秘密や、過去についても調べていきます!
スパイファミリーアーニャの本当の母親と父親はすでに死亡している?それとも生きている?徹底考察
ロイドを「ちち」、ヨルを「はは」と呼び、かりそめの家族として暮らしているアーニャですが、、
彼女の実の両親は、すでに死亡している?もしくはまだどこかで生きている?
そして、その正体は私たちが知っている人物なのでしょうか?
以下より考察していきます。
イーデン校入試面接でのアーニャの涙
入試面接は、原作1巻の5話で描かれています。
いじわるな面接官から
「前のママと後のママ、どっちが高得点?」と聞かれたアーニャは、消えそうな声で「ママ。。。」と答え、ぼろぼろ涙が出てきてしまいます。
どうして泣いてしまったのでしょうか?
理由として二通り考えられると思います。
- 悲しい里子時代を思い出したから
- 本当の母親はもういないと悟ったから
まずは①ですが、
彼女は、過去1年で4回も里子に出されています。
心を読めてしまうことから、「不気味でいけすかんガキ」などと言われ、その嫌な思い出がフラッシュバックしたという説です。
次に②ですが、
実は、面接官に質問された直後に泣いてしまったのではなく、「孤児院にいた経緯は分からんが、こいつの実の親はおそらくもう。。。」とロイドが心中でつぶやいた直後、涙を流します。
その心の声から、実の母親はもう存在しないと悟ったからではないでしょうか。
人体実験施設から脱走した年齢は3歳程度?脱走を手引きしたのは本当の母親説
アーニャは6歳としてイーデン校に入学していますが、実年齢はそれよりも下であることが分かっています。
原作1巻にて、ロイドは孤児院で初めて見た時、
「どうみても4、5歳か、そこら。。。」とつぶやいています。
また、同級生であるベッキーやダミアンよりも、ひときわ身体が小さく描かれていますよね。
研究施設を脱走したのが孤児院に来る1年前ということなので、当時は3歳程度だったと考えられます。
3歳で脱走なんかできる?無理ではないですか?
たしかに、セキュリティ万全であろう研究施設から脱走するのは、さすがに3歳児では不可能だと思います。
しかも、脱走してから未だに捕まっていないことから、誰かが彼女の手助けをしている可能性が高いです。
もしかすると、実の母親は研究職員で
娘を生かす為に脱走の手引きをした、なんてこともあるのではないでしょうか。
キメラ長官を大切にする理由は本当の母親からもらったから?
キメラ長官とは、アーニャがいつも持っているぬいぐるみの通称です。
顔はライオンのようで、鬼のような角が生えており、しっぽは蛇。
色合いもピンクと緑という、お世辞にも可愛いとは言えない独特な見た目をしています。
しかし、彼女はいつも肌身離さずとても大切にしていることが分かります。
いつからこのぬいぐるみを持っていて、一体誰から貰ったのでしょうか。
遡ってみると、孤児院で登場した時にはすでに持っていた事が判明しました。
このことから、研究施設時代もしくは里子時代に貰った物と思われます。
しかし、先ほど説明したように、特殊能力のせいで煙たがられ、4回も里子に出されたという事実があるので
ぬいぐるみを買ってもらうほど、アーニャ自体大事にされていなかったと思います。
なので、研究施設に来る前から持っていたと考えると、実の母親(父親)に貰った可能性が高いのではないでしょうか。
何よりも、彼女がキメラ長官を大切にしている=大切な人から貰った物
と考えるのが妥当かと思います。
スパイファミリーアーニャの本当の母親がシルヴィアの可能性
ハンドラー、本名「シルヴィア・シャーウッド」はロイドの上司で、物語の序盤から度々登場している人物です。
そんなシルヴィアが、アーニャの実の母ではないかという噂があります。
原作4巻22話にてアーニャの無邪気な様子を見たシルヴィアは、「私にもあれくらいの娘がいた」と話しているからです。
ここで重要なのは、「いた」と過去形になっているということ。
この発言から、彼女には同じくらいの歳の娘がいたが、今はいない(会えない)状況であることが分かります。
お互い顔を覚えていない幼い時期に離れ離れにされた、もしくは行方不明になったという可能性もあります。
この場合、その娘が実はアーニャだったということは十分にあると思います。
スパイファミリーアーニャの過去と出生の謎を調査!
ロイドがミッションの為に子を作れと指令を受け、その流れで孤児院で引き取ったかりそめの娘がアーニャです。
彼女の過去や出生の謎は未だベールに包まれていますが、今後の展開に関わってきそうなヒントが少しずつ隠れていそうです。
以下より解説していきたいと思います。
アーニャの得意科目は古語!出生地に関係あり?
彼女は勉強が苦手です。
しかし、一つだけ得意科目があることが分かりました!!
原作7巻の42話の中で、学校で受けたテストが返却されるのですが、いずれも、18点、19点、22点となかなかヤバい点数の中で、
「古語」のみ42点と高得点だったのです!
その結果を見たロイドは、
「生まれ育った環境で学んだものか?しかし、今でも古語を母国語にしている国なんて。。。」
とつぶやいています。
このことから、母国語が古語の国の出身者の可能性が高いです。
人体実験施設にいた過去!プロジェクトアップルの目的とは?
アーニャは孤児院に来る前に、東国の人体実験の研究施設で、通称「被験体007」だった過去があります。
研究施設から脱走してきたので、よほどひどい扱いを受けていたのではないかと思います。
研究施設と言えばフォージャー家の愛犬ボンドも、東国の動物実験プロジェクト「アップル」により生みだされた被験体動物です。
彼も「8号」と名付けられ、意図的に未来予知能力を与えられました。
ここで気になるのは、アーニャも生まれつき能力があったわけではないのでは?ということです。
もしかすると、人の心を読む能力は軍事目的の為に、人工的に付加された力かもしれません。
偶然か必然かは分かりませんが、同じような境遇で育ってきたふたりが出会った事により、
今後、実験施設や能力の謎についても明らかになってくるでしょう。
まとめ
アーニャの両親や過去について考察していきましたが、どうでしたでしょうか。
理由は分かりませんが、実の両親とは離れ離れになってしまったアーニャ。
しかし、かりそめの家族といえど、ロイドとヨルからとても愛されていることが分かります。
フォージャー家が本物の家族になる結末を心から願っています!!
素敵なアニメライフをお過ごしください。
それではまた。
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